「湿布がすぐ剥がれる…」
「貼っても曲げるとヨレる…」
そんな経験、ありませんか?
実は貼り方を工夫するだけでかなりこの問題って解消されるんです!!
今回はよく使われる「テープ剤」と「パップ剤」の違いと、
腰・膝・肩・足首・肘など部位別の湿布の貼り方と剥がし方を、久光さんのサイトを基に参考に紹介します!
💡湿布にも「種類」がある!
まず知っておきたいのは、湿布には大きく分けて2種類あること
薬の強さは変わりませんが、粘着力とかぶれやすさが変わってきます
テープ剤

https://www.hisamitsu.co.jp/company/pdf/csr/CSR2015_13-24.pdf
久光「お客様とのかかわり」より
テープ剤の特徴は主に3種類
・薄くて伸縮性があり、しっかり貼りつく
・粘着力が強く、長時間はがれにくい
・関節部に貼るときはよれやすい
パップ剤
熱さまシートのような見た目がパップ剤の特徴です

https://www.hisamitsu.co.jp/company/pdf/csr/CSR2015_13-24.pdf
久光「お客様とのかかわり」より
パップ剤の特徴は主に3種類
・水分がテープ剤より多く、冷却効果がある
・粘着力は弱め、剥がれやすい
・テープ剤よりもかぶれにくい
👉 どちらも「効き目の強さ」は同じくらい。
貼りやすさと自分の肌の強さを考えて選んでみましょう!!
🔶【部位別】湿布の貼り方
ここからは「テープ剤」と「パップ剤」に分けて、貼り方のコツを紹介していきます。
イラストは久光製薬さんの資料を使用しています。
※シップの大きさは、サロンパスよりも一回り大きめを想定しています。
サロンパスの貼り方に悩んでいる場合は直接サイトで確認するとわかりやすいです。
▶️ 腰

テープ剤もパップ剤も貼り方は同じです
一人で貼るのが難しい場合は、クッションを利用して貼ることもできます
▶️ 膝
テープ剤の場合

パップ剤の場合

▶️ 肩(前・側面・背面)
テープ剤、パップ剤の場合


自分で貼るのが難しい部位。切れ込みや人の手を借りる工夫を!
パップ剤の場合は肩の丸みに張りづらいので切り込みを入れるとフィットしやすいです。
▶️ 足首
テープ剤の場合


足首の動きにフィットさせるには、巻き付けるように貼るといいです。
パップ剤の場合

▶️ 肘
テープ剤の場合

腕の動きが多い肘も、内側、外側に分けて貼るとズレにくい!
剥がれやすいので衣類とこすれないよう注意。
貼ったあとにサポーターをつけるのもOK!!
パップ剤の場合

🔽【補足】はがし方のコツ
せっかく貼った湿布。はがす時に肌を傷つけないように注意が必要です。

まとめ:湿布は「切れ込み」と「貼る順番」でフィット感が段違い!
湿布が剥がれる原因は、「動きの多い部位にそのまま貼っていること」が大半です。
そのまま貼らずに、切れ込みを入れることで使いやすくなります。
毎日使う湿布、ちょっとした工夫で快適に使いこなしましょう!
※この記事は以下の資料から作成しました:
久光製薬「モーラステープ、モーラスパップXRをご使用のひざ、足首に痛みのある患者さんへ」
久光製薬「モーラステープ、モーラスパップXRをご使用の肩や肘に痛みのある患者さんへ」
久光製薬「モーラスパップXR240mg貼り方のご紹介」
久光製薬「モーラスパップXR120mg貼り方のご紹介」
コメント